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年末年始、家族が集まるときに・・・

こんにちは

あっという間に寒い季節になり、来月はもう12月…。

12月というと年末年始ですが、実は年末年始は相続について家族と話し合う

絶好の機会です。

普段離れて暮らしている子供たちが帰省してきたりします。

自分の財産をどうしたいか、どうしてほしいか、話題にしてみてください。

 

子供世代も、どうするのか気になっているけれど、なかなか切り出せずに

いる場合があります。

今年の年末年始は相続について皆で考えてみましょう。

 

 

Q.いざ相続するときになって揉めないように、年末年始、家族や親戚が集まるときに相続関連の説明をしたいと思っています。ポイントを教えてください。

 

A.相続に関しては、被相続人の存命中から『相続人の確定』『相続財産の内容』『もしものときの相談先』を整理して、相続人に伝えておくことがポイントです。

 

相続に関することは、被相続人の存命中に決めておいたほうがいいでしょう。遺言書がない相続の場合は特に、相続人全員で相続財産をどのように分けるかを話し合わなければならず、トラブルの元になったり、手間がかかったりします。
相続人は、代襲相続が発生していないかを確認して確定します。そして、相続人の中に行方不明者はいないか、海外に行っている人はいないかなどもあわせて調べておきましょう。
また、相続財産が未確定のまま相続が始まってしまうと、相続人が相続財産を調べなければなりません。相続人の負担を増やさないためにも、あらかじめ相続財産を確認しておくことをおすすめします。
不動産がある場合は、大まかな資産価値を把握しておきます。ネット上に有価証券など電子財産がある場合は、ログイン情報やパスワードなどを記録して、相続人がわかるようにしておきましょう。あわせて、相続税を試算し、どのようにして払うかについても考えます。

さらに、相続人がするべきこと、相談先などをまとめて残しておくと、相続人が困らずにすみます。たとえば、「家のことは○○に電話して」「葬儀は○○に頼んである」「相続税の相談は○○にしている」といった具合です。
スムーズに相続を進めるためには、被相続人が家族や親戚に、相続人や相続財産などについて説明し、情報を共有しておくことが大切です。